機械化で生産規模を
急拡大!
農業界は近年ハイテク化しています。
農業を意味する「Aguriculture(アグリカルチャー)」と、科学技術という意味の「Technology(テクノロジー)」を合わせた造語がアグリテックです。
ITや人工知能、ロボット技術などの最新端テクノロジーを農業に応用し、農業の効率化を図り、農業における課題を解決させます。
また、農業ではさまざまな場面で、「経験」や「勘」が求められます。農業をはじめる人がそれらを体得するには時間がかかりますが、先端技術によってすべてを数値化し活用することで、感覚ではなくデータをもとにして作業が行えます。
大上農園では自動運転トラクターを導入し、GPSを駆使し位置情報を認識して設定どおりに作業が行えることから、作業者の負担軽減だけでなく高い技術力を維持しながら農業経験に関係なく誰でも同じ精度の作業が行えます。
他にも乗用管理機など様々な作業で最新の機械を導入しています。
そのため農業未経験者にとって農業の敷居を下げ、農業を始めやすい環境が整っています。
機械化することにより作業効率が格段にあがるので労働力不足を気にすることもなく収穫量UP・品質の安定を実現することができ、心と時間にゆとりができ農業経営に大きなメリットを生んでいます。
そしてシステムを活用し全てを数値化して分析することによって効率を高め、ムリなく規模を拡大できます。
いい土を求めて…
「いい土」と言っても様々ですが、一言でいうと「地力」の高い土のことです。
土づくりには大きく分けると3つの要素に分けられます。
この3つがバランスよく保たれている土が地力の高い土だと言われており、病害を最小限に抑えられ、高品質・多収穫が見込めます。
大上農園では全圃場の土を採取し土壌分析機関へ送り土壌分析してそのデータをもとに施肥設計をしています。
この3要素を高い水準に近づけていくことで年々土の状態が安定していきます。
大上農園では、有機物による土づくりにも力を入れています。
収穫の終わった畑には緑肥を播き、育った緑肥をすきこむことで有機物に変わります。
有機物をえさにしている地場菌を呼び寄せ、作物の環境を整え成長を促します。
悪い菌に負けない強い地場菌にすることで作物の収穫量増加などの効果があります。
また、連作障害などを回避するために深耕(リバーシブルプラウを使用)し、土を30cm反転させることで表層の疲労した土壌を下層に休息保存させ、再生産を促す技術も取り入れています。
自社調整から配送まで
大上農園では年間を通して白ネギを供給しています。
ネギ収穫機(ソフィ)を3台所有しています。悪天候予報の場合は事前に数日分を収穫可能です。
収穫した白ネギは自社の調整プラントで根切り、皮むき、検品、結束や袋詰めをしており、結束、バラ、FGと多種多様な規格に対応できます。
調整後はグループ会社のトラックで配送しておりますので大量一括納品が可能です。